日本で中国語ブーム 中日交流の架け橋がますます堅固に

在日本中国大使館教育処の胡志平公使参事官は、日本でこのほど開催された「第4回漢語水平考試HSK)中国留学・就職フェア」において、「中国語は今や、日本人にとって単なる個人的な趣味としてではなく、個人のキャリアに関わる重要なスキルとなっている。日本では、中国語課程を開設する大学が増加の一途をたどり、民間の中国語教育機関もますます盛況を呈している。特に、日本の孔子学院は、日本での中国語教育の推進に非常に大きな役割を果たしている」と述べた。新華社が伝えた。

孔子学院本部/国家漢弁漢考国際と日本青少年育成協会の主催による「第4回漢語水平考試HSK)中国留学・就職フェア」は、東京で19日に開催され、計約1500人の受験生がHSKに臨んだほか、数百人の学生も留学・就職説明会に参加した。日本青少年育成協会の増澤空会長は、「昨年、HSKを受験した日本人は、3万4018人に上った。今年の受験者数は、これまでの勢いから見て、年間4万人を上回ると予想される」と紹介した。

2010年の時点では、わずか200人あまりだったHSK受験者が、現在では約4万人に達する勢いを呈している。日本全国のHSK受験者は、この10年間毎年増加し、正真正銘の中国語ブームが日本全国で起きている。

〇より幅広い就職のチャンス求め、意欲的に中国語学習に取り組む大学生

就活イベントの会場に設けられた中国順豊日本支社のブースは、日本人学生で満席となっていた。帝京大学3年の前川雄大さんは、「大学1年の時に中国語学習をスタートし、大学2年で北京への交換留学の機会を得て、多くの中国人の友人が出来た。中国の経済発展は非常に速く、今後、日本と中国に関わる就職のチャンスはより増えるだろう。中国語を活かし、中国に関係する仕事に就きたいと思っている」と話した。

武蔵野大学孔子学院の中国側院長を務める劉勇氏は、「同校では現在、数百人の学生が必修科目として中国語を学んでいる。多くの学生は、中国語を学び始めた時には、より多くの就職のチャンスを得ることだけが目的だったが、学習のプロセスで、彼らは中国語をマスターしただけではなく、太極拳や書道などを通じて中国文化に対する理解も深めるようになった。特に、中国への研修旅行や遊学プログラムに参加することで、学生はますます中国を好きになり、中国語学習に対する意欲もどんどん高まっている」と語った。

胡志平公使参事官によると、日本では現在、約400校の大学が中国語課程を開設しているという。孔子学院を設立した大学も複数あり、中国語を学ぶ日本人によりバラエティに富んだプラットフォームを提供するだけではなく、日本人中国語教師の育成、中国語教材の開発、中日文化交流の促進などの分野においても、大きな貢献を果たしている。

〇中国語を学び続け、生きた中国を理解する社会人

2007年8月5日から現在に至るまでの12年間、毎週日曜の午後、東京都豊島区の西池袋公園には、数十人から時によっては100人以上の日本人と中国人が集まり、中国語と日本語を使い、「漢語角」と呼ばれる相互交流活動を行っている。

67歳になる根津美樹さんは、「私はこの『漢語角』が大好き。時間があれば、ここに来て皆と交流している。最新の中国情報や中国文化、さらには中国人の本当の友人が得られることが、私にとっては、中国語学習そのものより大きな収穫となっている」と話した。

東京漢語角の創始者である日本僑報出版社の段耀中社長は、「無料で、参加するための条件もなく、自由に参加できることは、日本の多くの社会人が長年この活動に参加し続けてこられた主な原因だ。ここは、日本人と中国人が心の底から交流できるプラットフォームとなっている」とコメントした。

今年7月14日、東京漢語角は、創立12年来の記念すべき第600回目の活動を行い、共同通信社毎日新聞NHKなど多くの主要メディアがこれについて報じた。中日両国の民衆が、風雨をものともせず集まるこの活動は、日本社会から広く認められ、日本の人々に感動を与えている。

「国の交わりは民の相親しむに在り」と言われるように、両国国民の交流の媒体である言語は、「国民同士の親善友好」を表現するものであり、「国と国との交わり」の架け橋でもある。ますます多くの日本の若者が、中国語学習を通じて、中国と真摯の友情を結び、中日交流の架け橋がより堅固なものとなるよう、切に願っている。

 

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